新規感染Webサイトの発生数は昨年の約3倍に悪化--ソフォスが脅威レポート(ソフォス)
ソフォス株式会社は12月25日、2008年(2008年1月から11月まで)の脅威傾向をとりまとめた「ソフォス セキュリティ脅威レポート 2009」を発表した。レポートでは、2008年のおもな脅威傾向を以下にまとめている。
製品・サービス・業界動向
業界動向
・新規感染Webサイトが、4.5秒毎に1件の割合で発生 (1日平均約 20,000件)。2007年に比べて約 3倍に悪化した。
・悪意のあるメール添付ファイルが再び増加。714通中1通 (0.014%) の割合で配信された。2008年第一四半期に比較して4.5倍に悪化した。
・世界でWebマルウェアをホスティングするコンピュータのうち、アメリカ所在のものが37%を占め、中国 (2007年では 51.4%でトップ) を抑え、国別ランキングのトップとなった。
・世界でスパムを配信するコンピュータのうち、アメリカ所在のものが 17.5%を占め、昨年 (22.5%) に引き続き国別ランキングのトップとなった。
・背後に国家が存在する疑惑のあるサイバー犯罪が増加した。インターネットを介したスパイ行為や攻撃で非難を受けている国々として、中国、北朝鮮、ロシアおよびグルジアなどがある。
http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2008/12/threat-report-j.html
《ScanNetSecurity》