Confickerワーム感染コンピュータの増加に警告(Panda) | ScanNetSecurity
2024.05.08(水)

Confickerワーム感染コンピュータの増加に警告(Panda)

 Panda Securityは1月21日、同社のデータによるとUSBデバイスで感染を広げる「Confickerワーム」に感染したコンピュータの数が増加し続けており、PandaLabsによる分析結果では全世界でおよそ6%(5.77%)のコンピュータが、このワームに感染したことが判明した。およそ

製品・サービス・業界動向 業界動向
 Panda Securityは1月21日、同社のデータによるとUSBデバイスで感染を広げる「Confickerワーム」に感染したコンピュータの数が増加し続けており、PandaLabsによる分析結果では全世界でおよそ6%(5.77%)のコンピュータが、このワームに感染したことが判明した。およそ200万台のコンピュータを含む今回の分析では、感染は中国から始まり、83ヶ国へ広がったこと、また特にスペイン、アメリカ、台湾、ブラジル、メキシコで多くの感染がみられる。

 PandaLabsのテクニカルディレクターであるLuis Corrons氏は「分析された200万台のコンピュータのうち、約115,000台はこのマルウェアに感染しており、この現象はKournikovaやBlaster以来、我々が久しく目にしなかった大流行と言えます」と述べている。これはすでに大流行しているといえるが、このワームがさらに別のマルウェアをコンピュータにダウンロードさせたり他の経路を通じて感染を拡げることが可能であることから、最悪の状況はまだこれから来るとしている。


http://pandasoftware.jp/scripts/panda/vb_bridge4.dll?VBPROG=user_call&IF=LIST&ID=799098778086&PG=news_detail.xsl&CATNUM=4

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  5. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  8. セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

    セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

  9. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  10. 「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

    「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

ランキングをもっと見る