マルウェアマンスリーレポート、2月から大きな変化はなし(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2025.12.16(火)

マルウェアマンスリーレポート、2月から大きな変化はなし(カスペルスキー)

 株式会社Kaspersky Labs Japanは4月2日、2009年3月のマルウェアマンスリーレポートを発表した。これは、カスペルスキーセキュリティネットワーク(KSN)の結果をもとに、最も蔓延しているウイルスをふたつのランキングにまとめたもの。発表によると、3月のランキングに

製品・サービス・業界動向 業界動向
 株式会社Kaspersky Labs Japanは4月2日、2009年3月のマルウェアマンスリーレポートを発表した。これは、カスペルスキーセキュリティネットワーク(KSN)の結果をもとに、最も蔓延しているウイルスをふたつのランキングにまとめたもの。発表によると、3月のランキングには大きな変化は見られなかった。今回のランキングで第1位となったのは、ConfickerやDownadupの名でも知られるネットワークワーム「Net-Worm.Win32.Kido.ih」であった。このワームは、2つめのランキングにもランクインしており、マルウェアとしてはより一般的な自己繁殖型のプログラムと数の上で互角になっている。

 ユーザのコンピュータ上で検知した悪意あるプログラムのランキングでは、1位が「Net-Worm.Win32.Kido.ih」、2位が「Virus.Win32.Sality.aa」、3位が「Trojan.Win32.Autoit.ci」、4位が「Trojan-Downloader.Win32.VB.eql」、5位が「Packed.Win32.Krap.g」となった。また、検知された感染オブジェクト内で多く見られる悪意あるプログラムのランキングでは、1位が「Worm.Win32.Mabezat.b」、2位が「Virus.Win32.Virut.ce」、3位が「Net-Worm.Win32.Nimda」、4位が「Virus.Win32.Xorer.du」、5位が「Virus.Win32.Sality.z」となった。


http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578745

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 社内システム不当操作 送配電事業者の従業員が電気を約 9 年間不正使用

    社内システム不当操作 送配電事業者の従業員が電気を約 9 年間不正使用

  2. スキー場の早割リフト券を販売している EC サイトに不正アクセス、利用者からの問い合わせで発覚

    スキー場の早割リフト券を販売している EC サイトに不正アクセス、利用者からの問い合わせで発覚

  3. マイナ保険証確認機器でエラーが発生 ~ 休日急患診療所の事務用パソコンがサポート詐欺被害

    マイナ保険証確認機器でエラーが発生 ~ 休日急患診療所の事務用パソコンがサポート詐欺被害

  4. 新サーバ移行中にファイアウォール機能が有効化されていなかったことが原因 ~ ソウェルクラブの会員管理システムに不正アクセス

    新サーバ移行中にファイアウォール機能が有効化されていなかったことが原因 ~ ソウェルクラブの会員管理システムに不正アクセス

  5. Pep Up への不正アクセス、リスト攻撃とメールアドレスに生年月日記載でメールによる 2 段階認証突破された侵害事例

    Pep Up への不正アクセス、リスト攻撃とメールアドレスに生年月日記載でメールによる 2 段階認証突破された侵害事例

ランキングをもっと見る
PageTop