不況下における情報漏えい対策(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロ株式会社は6月16日、報道関係者向けに「不況下における情報漏えいリスクマネジメントセミナー」を開催した。
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同セミナーでは、「情報漏えいの今」、「不況下における情報漏えいリスクマネジメント」の二つの講演が行われた。「情報漏えいの今」では、情報漏えいの原因の78%は内部理由で、その内訳は目的外使用・不正な持ち出し等の意図的なものが5.3%、誤操作・紛失等の偶発的なものが72.8%となっており、これに対する暗号化やロギングなどのソリューションは、漏えいが起きてからの事後対策であるため、リアルタイム性のある新しいソリューションが求められると言及した。
「不況下における情報漏えいリスクマネジメント」では、ガイドライン、ルールを定めこれを人的に運用するだけでは情報漏えいを防ぐことが出来ず、不況時こそITによる自動化が不可欠とした。そのために本当に漏えいしてはいけない情報は何か選定し、それらを今までより少ないリソースで正確に管理することが出来るDLP(Data Loss Prevention)ソリューションの導入を推進した。
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《ScanNetSecurity》