クラウドとクライアントPC/サーバの連携により最新の脅威に対応(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロ株式会社は7月27日、都内で行われた記者発表会で企業向け総合エンドポイントセキュリティ対策ソフトウェアの最新版となる「Trend Micro ウイルスバスターコーポレートエディション 10」を9月10日から受注開始すると発表した。
製品・サービス・業界動向
業界動向
同製品では、クラウドサービスとクライアントPC/サーバが連携しファイル検索を行う新機能「スマートスキャン」が初めて搭載された。同機能では、必要最小限のパターンファイルだけをクライアントPC/サーバに配信し、必要に応じて、最新の脅威に対応できるよう管理が行われたクラウド上のパターンファイルを参照する。これにより、パターンサイズの約50%弱軽減、企業内のネットワークの負荷平準化、長期的にネットワーク/システム負荷のコントロールが可能となる。
また、USBメモリなどのリムーバブルメディアを各企業のセキュリティポリシーに合わせて柔軟に使用制御設定できるデバイスコントロール機能が強化され、さらに2009年第4四半期には、Windows7、Windows Server 2008 R2に対応するほか、プラグイン製品の提供によりMac OSへの対応を実現する予定という。
製品ラインナップおよび1,000クライアント購入時の1クライアントあたりの参考価格(税別)は次の通り。
・Client/Server Suite Premium:サーバ・クライアントPC総合セキュリティ製品、3,300円
・Client/Server Suite:サーバ・クライアントPCセキュリティ製品、2,230円
・ウイルスバスターCorp.Client:クライアントPCセキュリティ製品、1,900円
・Server Protection for Windows:サーバセキュリティ製品、900円
・Web Security Service:Webセキュリティを付加するオプション製品、1,420円
http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20090724045737.html
《ScanNetSecurity》