SCAN DISPATCH :Firefoxのアキレス腱、アドオンの脆弱性が続々と発見される | ScanNetSecurity
2026.11.01(日)

SCAN DISPATCH :Firefoxのアキレス腱、アドオンの脆弱性が続々と発見される

 SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティから届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。

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 今まで安全と考えられいたFirefoxに、続々と脆弱性が発見されている。ニュージーランドのセキュリティ研究者2名が、アドオンのセキュリティについての研究結果を発表し、「アドオンをインストールしないのが一番」と、その脆さを指摘した。両氏へのインタビューがとれたのでそれを交えてレポートする。

 この発表は、ニュージーランドのオークランドに本社があるsecurity-assessment.com の Roberto Suggi Liverani 氏と Nick Freeman 氏が、7月30日から8月2日にラスベガスで行われたハッカーのコンファレンス、DefConで行った。両氏は、現在出回っているアドオンの中から、20ほどのアドオンを調査し、その中からブログ用アドオンの「ScribeFire」、リンクをクリックしなくてもこれをプレビューできる「CoolPreviews」、そして「Wizz RSS」に重大な脆弱性を発見した。このどれもが、Mozillaによって「推薦」されているか、ダウンロード数が多いポピュラーなものだ。

 アドオンとは、Firefoxの機能拡張用の小さなプログラムで誰もが開発できる。ユーザーは好きなものを選んでインストールすることができる。現在、約8,000以上のものが、オフィシャルサイトにアップロードされている。

Add-ons for Firefox
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/

 アドオンのセキュリティに関しては、基本的な問題点が多い。その中でもブラウザのUIエレメントに登録され、一度登録されるとFirefox本体に完全に信頼される危険性を両氏は指摘する。そのため脆弱性のあるアドオンや悪意のあるアドオンでさえFirefoxに信頼されてしまうのが一番の問題点だという。つまり、たとえフィッシングやマルウェア検知ソフトウェアがインストールされていたとしても、検知することができないからだ…

【執筆:米国 笠原利香】
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