2010年のサイバー脅威に関する予測を発表(カスペルスキー)
Kaspersky Labは、2010年のサイバー脅威に関する予測を発表した。同社アナリストの2008年の予測は的中し、2009年は複雑なマルウェアやワーム「Kido」が大発生した他、Webサイトへの攻撃やボットネット、SMS大量配信およびソーシャルネットワークへの攻撃が目立った。2
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この方法はMac OS Xをターゲットとした最初のバックドアの拡散でも使用された。2010年にはP2Pネットワークにおける同様の攻撃がかなり増えると予想される。またiPhoneおよびAndroidは2010年に危険にさらされる可能性が高いだろう。iPhoneの場合、保護機能を解除したiPhone(JailBreak iPhone)を使用するユーザのみが攻撃の対象となるが、Android OSの場合は、基本的にすべてのユーザが攻撃の対象になる。中国では、Android OSを搭載した携帯電話の人気が高まっているが、サードパーティ製アプリケーションの安全性をチェックする仕組みは未整備で、マルウェアの大発生を引き起こす可能性が高いといえる。
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578795
《ScanNetSecurity》