4月のウイルス検出の約1割がPDF攻撃型ウイルス、ガンブラー攻撃にも悪用(G DATA) | ScanNetSecurity
2025.10.28(火)

4月のウイルス検出の約1割がPDF攻撃型ウイルス、ガンブラー攻撃にも悪用(G DATA)

G Data Software株式会社は5月10日、同社ウイルスラボによる2010年4月度のマルウェア活動状況報告を発表した。これによると、4月における同社製品によるウイルス検出の約1割がPDF攻撃型ウイルスであり、また新たにオンラインメールサービスを狙ったウイルスが多発したと

製品・サービス・業界動向 業界動向
G Data Software株式会社は5月10日、同社ウイルスラボによる2010年4月度のマルウェア活動状況報告を発表した。これによると、4月における同社製品によるウイルス検出の約1割がPDF攻撃型ウイルスであり、また新たにオンラインメールサービスを狙ったウイルスが多発したという。分析の結果、ネット犯罪者がPDFの脆弱性を狙った攻撃に焦点を合わせていたことが判明した。

特に「JS:Pdfka-OE」は、4月に検出したウイルスの中で最も割合が多く、全体の1割以上を占めた。また4月新たに登場したウイルスの中で最も多かったのは、「Win32:Rodecap」であり、YahooメールやHotmailといったオンラインのメールサービスを狙ったものであった。PDFに埋め込まれているAcrobat JavaScriptは通常オンになっており、ここが攻略された結果、ガンブラー攻撃にも悪用されている。

http://gdata.co.jp/press/archives/2010/05/pdf1.htm

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 野村證券の委託先企業が利用するクラウドサービスに不正アクセス

    野村證券の委託先企業が利用するクラウドサービスに不正アクセス

  2. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  3. 野村総合研究所と NRIフィナンシャル・グラフィックスの再委託先が使用する入力補助ツール「Jijilla」に身代金要求を伴う不正アクセス

    野村総合研究所と NRIフィナンシャル・グラフィックスの再委託先が使用する入力補助ツール「Jijilla」に身代金要求を伴う不正アクセス

  4. 2005年上半期の「サイバー犯罪」の傾向と対策を総括する(1)

    2005年上半期の「サイバー犯罪」の傾向と対策を総括する(1)

  5. SMBC日興証券 即時入金サービス当面停止 フィッシング詐欺等による不正アクセス被害拡大防止

    SMBC日興証券 即時入金サービス当面停止 フィッシング詐欺等による不正アクセス被害拡大防止

ランキングをもっと見る
PageTop