コンテンツが日本語から中国語へ、オンライン犯罪の国際化の可能性(セキュアブレイン) | ScanNetSecurity
2024.04.30(火)

コンテンツが日本語から中国語へ、オンライン犯罪の国際化の可能性(セキュアブレイン)

株式会社セキュアブレインは9月30日、「セキュアブレイン gred セキュリティレポートVol.14(2010年8月分統計)」を発表した。本レポートは、同社が運用する、無料のWebセキュリティサービス「gredでチェック」で収集した情報を基に「セキュアブレイン先端技術研究所」で

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株式会社セキュアブレインは9月30日、「セキュアブレイン gred セキュリティレポートVol.14(2010年8月分統計)」を発表した。本レポートは、同社が運用する、無料のWebセキュリティサービス「gredでチェック」で収集した情報を基に「セキュアブレイン先端技術研究所」で分析を行ったもの。レポートによると、「危険」と判断されたWebサイトの件数は4,630件(前月比91.5%)と、7月の統計に続き減少傾向となっている。脅威別の検知数では、「ワンクリック不正請求」が前月の733件から1,180件と大幅に増加しているが、「フィッシング詐欺」「不正改ざんサイト」「不正プログラム」は前月に続き減少している。「不正攻撃サイト」は275件(前月比115.5%)と増加傾向が続いた。

「ワンクリック不正請求」は、従来は日本国内を中心として被害が広まっていたが、最近では日本語で存在していたページを別の言語に翻訳しているコンテンツが確認されている。たとえば「日本語」で存在していたコンテンツが、URLは同じまま「日本語」から「中国語」に変わっているものが確認された。サイト自体は不完全な状態であるが、今後オンライン犯罪の国際化に繋がり、より悪質な手口や大規模な被害の発生も予想されるとしている。

http://www.securebrain.co.jp/about/news/2010/09/gred-report14.html

《ScanNetSecurity》

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