2009年のマルウェアは上半期で前年同期の3倍弱に増加、裏には犯罪者が(マカフィー) | ScanNetSecurity
2025.12.11(木)

2009年のマルウェアは上半期で前年同期の3倍弱に増加、裏には犯罪者が(マカフィー)

マカフィー株式会社は10月1日、「ビジネス」の観点でマルウェア生産に関する解説をブログで発表した。マルウェア生産は、世界経済の浮き沈みと無関係に記録的な勢いで続いており、今や多くの犯罪者がビジネスとしてマルウェア生産を行っており、金銭を稼いでいる。McAfe

製品・サービス・業界動向 業界動向
マカフィー株式会社は10月1日、「ビジネス」の観点でマルウェア生産に関する解説をブログで発表した。マルウェア生産は、世界経済の浮き沈みと無関係に記録的な勢いで続いており、今や多くの犯罪者がビジネスとしてマルウェア生産を行っており、金銭を稼いでいる。McAfee Labsで重複しないようマルウェアを数えたところ、2009年上半期の時点ですでに2008年通期とほぼ同じ数を観測した。2008年のマルウェア数が過去最悪の増加ペースだったことを考えると、2009年は驚くべき状況であるとしている。

マルウェアは重複分を除いても、平均で毎月20万個、1日当たり6,000個以上も出現しており、上半期だけを比較しても2009年は2008年の3倍弱にまで増えている。マルウェアの増加が止まらない最も大きな要因として、同社は犯罪者が加担していることを挙げている。マルウェアはデータを盗むものであり、マルウェアを作成して配布するのが犯罪者。サイバー犯罪用のツールやコードは簡単に入手可能で、このような状況が変わることはないとしている。

http://www.mcafee.com/japan/security/mcafee_labs/blog/malware-is-their-businessand-business-is-good.asp

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. 北大研究室に「学生風の人物」侵入しパソコン操作 106名の学生情報漏えいの可能性「頼まれた」と説明し退室

    北大研究室に「学生風の人物」侵入しパソコン操作 106名の学生情報漏えいの可能性「頼まれた」と説明し退室

  3. 法令出版社ぎょうせい、外部からの Web スクレイピングでデータベースに接続障害発生

    法令出版社ぎょうせい、外部からの Web スクレイピングでデータベースに接続障害発生

  4. CMS にパスワード総当たり攻撃 ~ 三英 公式サイトに不正アクセス

    CMS にパスワード総当たり攻撃 ~ 三英 公式サイトに不正アクセス

  5. 不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

    不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop