脆弱性を狙うウイルスが多発、日本語スパムの悪質化も--9月レポート(G Data)
G Data Software株式会社は10月15日、同社内ウイルスラボにおけるデータ解析の結果、2010年9月に同社製品によって検出されたウイルス(マルウェア)の傾向として、脆弱性を狙うウイルスが多発していることが判明したと発表した。9月に多発したウイルス上位10では、1位が
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2位には、Windowsのオートラン機能を悪用するUSBメモリ感染型のウイルスが上昇した。3位と8位には、それぞれ音声ファイルを装ったもの、QuickTime動画を装ったものがランクインした。10位の「Sality」は、ポリモルフィック(多形可変型)のマルウェアで、コードをたえず変えるため発見や駆除が困難なもの。なお、ウイルス以外では、日本語によるスパムメールの悪質化が進んでおり、本文を見ざるをえないような件名を持つものが増加している。
http://gdata.co.jp/press/archives/2010/10/pdfjavascript.htm
《ScanNetSecurity》