「一太郎」の一部製品に複数の脆弱性、PCを不正に操作される可能性も(@police)
警察庁は11月4日、ジャストシステム社のワープロソフト「一太郎」において、意図しないプログラムを実行される脆弱性が発見されたとして「@police」において注意喚起を発表した。この脆弱性が悪用されると任意のコードが実行され、PCが不正に操作される危険性がある。脆
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これらの環境で、脆弱性を悪用することを目的に改ざんされた文書ファイルを直接開いたり、悪意のあるサイトへのリンクをクリックするなどしてそのサイトに埋め込まれた文書ファイルを意図せず開いてしまった場合、悪意のあるプログラムをローカルディスクに保存しようとする。これにより、悪意のある第三者によってコンピュータを完全に制御され、不正プログラムのインストール、データの変更や削除など、システム管理者の権限でコンピュータを任意に操作する可能性がある。警察庁では、ジャストシステム社のサイトを参照の上、該当するバージョンのアップデート状況を確認し、パッチを適用するなどの適切な対策を講じるよう呼びかけている。
http://www.npa.go.jp/cyberpolice/topics/?seq=5031
《ScanNetSecurity》