「Quicktime」のJPEG2000処理にリモートからコードを実行される脆弱性(JVN)
独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月9日、アップルが提供するマルチメディアを扱うためのソフトウェア「Quicktime」にバッファオーバーフローの脆弱性が確認された
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
Quicktime 7.6.9より前のバージョンには、JPEG2000の処理にヒープバッファオーバフローの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたJPEG2000データを含むQuicktimeコンテンツを閲覧することで、リモートの攻撃者によって任意のコードを実行される可能性がある。アップルでは、この脆弱性を解消する新バージョンを公開しており、該当ユーザはバージョンアップするよう呼びかけている。
http://jvn.jp/cert/JVNVU309873/index.html
《ScanNetSecurity》