Adobe Flash PlayerおよびAdobe Readerなどのパッチ適用を呼びかけ(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

Adobe Flash PlayerおよびAdobe Readerなどのパッチ適用を呼びかけ(JPCERT/CC)

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月22日、Adobe Flash PlayerおよびAdobe Reader / Acrobatの脆弱性への注意喚起を発表した。これは、アドビから「APSB11-06」「APSB11-05」の脆弱性(CVE-2011-0609)に対するセキュリティアップデートが公

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月22日、Adobe Flash PlayerおよびAdobe Reader / Acrobatの脆弱性への注意喚起を発表した。これは、アドビから「APSB11-06」「APSB11-05」の脆弱性(CVE-2011-0609)に対するセキュリティアップデートが公開されたことを受けたもの。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者により細工されたコンテンツをユーザが開くことで、任意のコードを実行される可能性がある。

対象となる製品は、「Adobe Flash Player 10.2.152.33およびそれ以前」「Adobe AIR 2.5.1およびそれ以前」、またAuthplay.dllが同梱されている「Adobe Reader 9.x」「Adobe Reader X(10.0.x)」「Adobe Acrobat 9.x」「Adobe Acrobat X(10.0.x)」。ただし、Adobe Reader Xの保護モードでは本脆弱性の影響が軽減される。Adobe Reader Xの対策済みバージョンは、6月14日(米国時間)の四半期ごとのセキュリティアップデートにおいてリリースされる予定。JPCERT/CCでは本脆弱性を使用した攻撃を確認しており、アドビが提供する対策済みソフトウエアへのアップデートや、軽減策の実施を勧めている。
(吉澤亨史)

https://www.jpcert.or.jp/at/2011/at110007.txt

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  2. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  3. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  4. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  5. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

ランキングをもっと見る
PageTop