ユーザの個人情報詐取ビジネスはスモールスタートでハイリターン(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.09.14(月)

ユーザの個人情報詐取ビジネスはスモールスタートでハイリターン(カスペルスキー)

株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は5月9日、漏えいした個人情報の価値に関してロシアKasperskyが3月14日に公開したリリースの抄訳を発表した。これによると、ユーザのあらゆる個人情報の詐取を目的としたマルウェアの数は、2009年の年末から100%以上増加

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は5月9日、漏えいした個人情報の価値に関してロシアKasperskyが3月14日に公開したリリースの抄訳を発表した。これによると、ユーザのあらゆる個人情報の詐取を目的としたマルウェアの数は、2009年の年末から100%以上増加した。Kaspersky Labのデータベースに登録された銀行関連の情報を狙う新種のトロイの木馬プログラムの数は、2010年に25,000件を突破し、これは2006年の5倍以上の数字となっている。ラテンアメリカ地域Global Research&Analysis Teamのディレクターであるドミトリー・ベストゥージェフ氏は、コンピュータの闇市場における需要と供給を分析し、ユーザの個人情報詐取ビジネスに着手するためには通常6,000米ドルの資金が必要であることを突き止めた。

この金額の大部分はホスティングにかかる経費で、サイバー犯罪者はサーバのレンタル代として年間約3,600米ドルを支払っている。一般的なソフトウェアの脆弱性を悪用するためのマルウェアセットの購入にも平均1,300米ドルがかかるという。自動更新機能を持つZeuSやSpy-Eyeは750米ドル程度で購入できる。どのセキュリティソリューションがどのマルウェアを検知できるのか知るには、480米ドルのマルチスキャナーサービスを利用すればよい。不正な商売がこのような低コストで始められ、しかもハイリターンを望めることから、サイバー犯罪者達の興味はユーザのコンピュータ内のデータに集中している。特にSNSは魅力があり、闇市場では盗まれたFacebookアカウントに数百ドルの値がつくこともあったという。
(吉澤亨史)

http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582708

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

    立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

  2. 「SECCON 2013」の開催概要を発表、全国10箇所以上で開催(JNSA)

    「SECCON 2013」の開催概要を発表、全国10箇所以上で開催(JNSA)

  3. 検診受診者の個人情報を記録したUSBメモリが所在不明(国立がん研究センター)

    検診受診者の個人情報を記録したUSBメモリが所在不明(国立がん研究センター)

  4. 【防災の基礎知識】気象庁、各自治体が発令する各種警報の違いを整理

    【防災の基礎知識】気象庁、各自治体が発令する各種警報の違いを整理

  5. 最大40Mbpsを実現する高速アクセスルータ「UNIVERGE IX2004」を発売(NEC)

    最大40Mbpsを実現する高速アクセスルータ「UNIVERGE IX2004」を発売(NEC)

ランキングをもっと見る
PageTop