ボットネット「ngrBot」、Zeusソースコード漏えいの影響は--RSAレポート(RSAセキュリティ) | ScanNetSecurity
2026.09.25(金)

ボットネット「ngrBot」、Zeusソースコード漏えいの影響は--RSAレポート(RSAセキュリティ)

EMCジャパン株式会社 RSA事業本部(RSAセキュリティ)は5月31日、フィッシングやオンライン犯罪関連ニュース「Monthly AFCC NEWS Vol.46」を発行した。本号では「チャットを悪用して自己増殖するボットネット『ngrBot』」および「Zeusのソースコードが漏えい」を特集とし

脆弱性と脅威 脅威動向
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部(RSAセキュリティ)は5月31日、フィッシングやオンライン犯罪関連ニュース「Monthly AFCC NEWS Vol.46」を発行した。本号では「チャットを悪用して自己増殖するボットネット『ngrBot』」および「Zeusのソースコードが漏えい」を特集として取り上げている。「ngrBot」は、自己複製するワームと銀行を狙うトロイの木馬の特性を併せ持っており、日々大量のPCへと感染を拡げている。特に、SNSでの不正なコメントやIMプログラムで送られる不正なサイトへのリンクの利用と、IRCチャネルの活用が特徴としている。Zeusのソースコード漏えいについては、原因は不明だが「worm」と名付けられたフォルダひとつを除くすべてのソースコードがオンライン上に公開されている。ただし、Zeusのパーツを組み込んだ新たなマルウェアが登場する可能性はあるが、Zeusのソースコードを基にすることで分析やリバースエンジニアリングがしやすくなったメリットもあるとしている。

4月のフィッシング攻撃総数は17,376件と3月比で1%減とほとんど変化はなかった。フィッシング攻撃を受けたブランド数は12%も現象している。ただしこれは、ほとんど同じ回数の攻撃がより狭い範囲のブランドに対して行われたことを意味している。フィッシング攻撃を受けた回数で見た上位10か国ランキングの顔ぶれは3月とほとんど変わっていない。米国、英国、南アフリカの上位3位の独占は15か月連続となった。日本でホストされたフィッシングサイト数は37件と、2月の急増から一転して減少傾向が続いた。しかし、フィッシング対策協議会からは5月に入っても日本語入力フォームを備えたMasterCardを騙ったフィッシング攻撃に関する注意喚起がなされており、楽観は許されないとしている。
(吉澤亨史)

http://japan.rsa.com/

《ScanNetSecurity》

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