中国ハッカーの自己規制等を議題に、「COG情報セキュリティーフォーラム」詳細発表さる(Far East Research) | ScanNetSecurity
2026.01.10(土)

中国ハッカーの自己規制等を議題に、「COG情報セキュリティーフォーラム」詳細発表さる(Far East Research)

6月15日に報じた、 中国でトップクラスのハッカーによる「COG情報セキュリティフォーラム(COG信息安全論壇)」の公式Webサイトが公開され、フォーラムのスケジュール等の詳細が発表された。来る9月22日、上海で開催される。

国際 Far East Research
fer_cog016月15日に報じた、中国でトップクラスのハッカーによる「COG情報セキュリティフォーラム(COG信息安全論壇)」の公式Webサイトが公開され、フォーラムのスケジュール等の詳細が発表された。来る9月22日、上海で開催される。

公式Webサイトはフォーラムの背景について以下のように記している。

「2001年、中米航空機衝突事件発生後、中米のハッカーによるネットワーク大戦はますます激しくなった。同年4月4日以来、アメリカのハッカー組織は中国のWebサイトに対し大規模な攻撃を実行した。これに対し我が国のネットワークセキュリティ専門家は積極的にアメリカ側の攻撃を防御。緑色兵団、紅客聯盟、中国鷹派らハッカーグループを含む約10万の中国ハッカーは5月1日のメーデーの期間、ハッカー反撃戦に成功した! 時が経つとともに彼らハッカーの多くが自然消滅したが、一部は軌道に乗り始めた情報セキュリティ業界に参加し、中国のインターネット情報セキュリティが成長するにともなう苦難の10年を歩んできた。10年後の今日、メディアや大衆はハッカー文化に背を向け、純粋な自由や無料であることなどハッカーたちが共有した崇高な精神を曲解している。2011年中米ハッカー大戦10周年を迎えたいま、お互いに上海で会うことを約束。情報安全のトップフォーラムを開催して業界の自己規制を提唱し、きちんとしたハッカーのイメージを確立するとともに、メディアに対しても数年来の各団体およびグループを整理した業界情報や、ここ10年のハッカー業界の統計、分析、背景調査、将来の展望とこれまでの歴史などを提供する」

COG側はセキュリティ業界に従事する400~500名(ハッカーグループの団体参加含む)、メディア関係者、メーカー、インターネットセキュリティ専門家らの参加を募っており、テーマ別の会議を通じ、10年来の業界の変遷と統計、分析調査を公表する、としている。

フォーラムの議題は、

1.中国ハッカーの背景分析(人数、規模、組織・グループ、技術、職業等)
2.2001年~2011年の10年間における重大な情報セキュリティ事件の回顧
3.中国ハッカー(黒客)の文化と精神
4.中国ハッカーと海外ハッカーとの比較(文化レベル、信条、精神性、技術等)
5.情報セキュリティ産業の状況と発展の趨勢
6.セキュリティホールの分布と分析
7.中国ハッカーの自己規制条約(自律条約)
8.ハッカーのリーダー選出

が予定されている。

またCOG準備委員会には、Goodwell・shutdown・Isbase(緑色兵団および同Webサイト代表・メンバー)、万濤(中国鷹派代表)、Lion(紅客聯盟代表)、Liwrml(KnowSec代表)、Laowang(0x557代表)、Coldface(網絡力量代表)、風寧(feelids代表)、Amxku(紅狼小組代表)、OldJun(T00ls代表)、冰血封情(邪悪八進制/EvilOctal代表)らが名を連ねているのは、6月15日にお伝えしたとおりだ。

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ただしCOG公式ウェブサイトによれば、このフォーラムは完全招待制。主催者側から招待された場合のみ参加可能であり、それ以外の個人や団体は参加できない。参加費用はすべて主催者側が負担するため、費用は一切かからない、という。なお「主催者」は「CHOWN GROUP準備委員会」と、上海市肇家浜路1065号に所在するIT企業「全位信息技術(上海)有限公司」である。

COG情報セキュリティフォーラム
http://www.chowngroup.com/

(Vladimir)

筆者略歴:infovlad.net 主宰。中国・北朝鮮・ロシアのセキュリティ及びインテリジェンス動向に詳しい

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