国内のクラウド導入の障壁は「インフラとデータのセキュリティ」が6割(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

国内のクラウド導入の障壁は「インフラとデータのセキュリティ」が6割(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロ株式会社は7月29日、企業や団体に勤めるITシステム導入の意思決定権限を持つ従業員1,200名(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、インド各200名)を対象として2011年5月に実施した「クラウドセキュリティに関するグローバル調査」の結果を発表し

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
トレンドマイクロ株式会社は7月29日、企業や団体に勤めるITシステム導入の意思決定権限を持つ従業員1,200名(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、インド各200名)を対象として2011年5月に実施した「クラウドセキュリティに関するグローバル調査」の結果を発表した。国内ユーザの半数以上がクラウドサービスを試験的導入中または検討中と回答しており、国内でもクラウドの浸透が進むことが予測される一方で、クラウドの導入に「インフラとデータのセキュリティ」を障壁と考えているユーザが最も多いことが明らかになっている。

調査結果の概要によると、クラウドの導入状況では、国内で2割強がクラウド導入済み、5割以上がクラウドを試験的導入・検討中であることと、サーバ仮想化を運用しているユーザと未導入のユーザでクラウドの導入率に顕著な差が出ていることがわかった。またクラウドの課題では、クラウド導入の障壁は「インフラとデータのセキュリティ」が国内で6割に上ること、過去12か月以内にクラウド利用上のセキュリティ問題を4割以上が経験していることが明らかになった。さらに、VDIの導入目的最多は「セキュリティの改善」、より厳しい対策を求めるユーザも半数以上いることや、サーバ仮想化運用中ユーザの導入目的は「セキュリティの改善」が国内で約6割、計画中ユーザではクラウド展開も5割以上いることも明らかになっている。
(吉澤亨史)

http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20110719064136.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  3. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  4. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  5. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

    プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

  6. マリンネットサイトに SQL インジェクション攻撃、メールアドレス流出

    マリンネットサイトに SQL インジェクション攻撃、メールアドレス流出

  7. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  8. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  9. 委託事業者が回収処理した国民健康保険証、拾得物として警察署に届く

    委託事業者が回収処理した国民健康保険証、拾得物として警察署に届く

  10. セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

    セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

ランキングをもっと見る