紛失したスマートフォンのデータ、復旧できるなら3,000円以上支払う(マカフィー) | ScanNetSecurity
2025.12.10(水)

紛失したスマートフォンのデータ、復旧できるなら3,000円以上支払う(マカフィー)

マカフィー株式会社は9月12日、「スマートフォン利用におけるセキュリティ意識」の調査結果を発表した。本調査は8月29日から8月30日、日本国内に住む10代から60代のスマートフォンユーザを対象にインターネットリサーチによって実施したもの。有効回答数は730名。調査結

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
マカフィー株式会社は9月12日、「スマートフォン利用におけるセキュリティ意識」の調査結果を発表した。本調査は8月29日から8月30日、日本国内に住む10代から60代のスマートフォンユーザを対象にインターネットリサーチによって実施したもの。有効回答数は730名。調査結果によると、スマートフォンユーザの8割以上(84.9%)が、利用に際し何らかのセキュリティ上の不安を感じていることが明らかになった。一方で、セキュリティに特に不安を感じないと答えたユーザも15.1%おり、その傾向は男性(41.8%)より女性(58.2%)の方が強く表れた。

具体的なセキュリティ上の不安としては、1位が「ウイルスなどのマルウェア感染(57.3%)」、2位が「スマートフォンの紛失(47.7%)」、3位が「連絡先や写真データなどの個人情報の流出(41.1%)」が挙げられている。また、スマートフォンの利用で約6人に1人(17.5%)が実際にセキュリティ上の問題に遭遇したと回答しており、その内容は迷惑電話やメールなどの着信や受信(9.9%)が最も多かった。少数派ではあるが、マルウェア感染や不正なサイトへのアクセス、フィッシング詐欺などの被害もあった。何らかのセキュリティ侵害でスマートフォンのデータを紛失してしまった場合は、約半数(46.7%)のユーザがデータを復旧できるのであれば3,000円以上支払うと答えており、約1割(8.1%)のユーザは、1万円以上支払っても良いと考えていることが明らかになっている。平均金額は男性の方が女性よりも1,000円以上高かった。
(吉澤亨史)

http://www.mcafee.com/japan/

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. 病院委託業者職員が受診者の氏名 性別 年齢ほかを SNS 投稿

    病院委託業者職員が受診者の氏名 性別 年齢ほかを SNS 投稿

  3. 不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

    不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

  4. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

  5. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop