紛失したスマートフォンのデータ、復旧できるなら3,000円以上支払う(マカフィー)
マカフィー株式会社は9月12日、「スマートフォン利用におけるセキュリティ意識」の調査結果を発表した。本調査は8月29日から8月30日、日本国内に住む10代から60代のスマートフォンユーザを対象にインターネットリサーチによって実施したもの。有効回答数は730名。調査結
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具体的なセキュリティ上の不安としては、1位が「ウイルスなどのマルウェア感染(57.3%)」、2位が「スマートフォンの紛失(47.7%)」、3位が「連絡先や写真データなどの個人情報の流出(41.1%)」が挙げられている。また、スマートフォンの利用で約6人に1人(17.5%)が実際にセキュリティ上の問題に遭遇したと回答しており、その内容は迷惑電話やメールなどの着信や受信(9.9%)が最も多かった。少数派ではあるが、マルウェア感染や不正なサイトへのアクセス、フィッシング詐欺などの被害もあった。何らかのセキュリティ侵害でスマートフォンのデータを紛失してしまった場合は、約半数(46.7%)のユーザがデータを復旧できるのであれば3,000円以上支払うと答えており、約1割(8.1%)のユーザは、1万円以上支払っても良いと考えていることが明らかになっている。平均金額は男性の方が女性よりも1,000円以上高かった。
(吉澤亨史)
http://www.mcafee.com/japan/
《ScanNetSecurity》