ハッカー集団「中国紅客聯盟」創始者、10年ぶり復活を宣言(Far East Research) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

ハッカー集団「中国紅客聯盟」創始者、10年ぶり復活を宣言(Far East Research)

中国ハッカーが自ら制定したルールである「 COG黒客自律規約 」などを公開した「 COG情報セキュリティフォーラム 」が閉会した9月23日早朝、中国紅客聯盟の創始者Lion(林勇)が同聯盟の10年ぶりの再編を、公式Webサイトおよび自身の微博(中国版Twitter)で宣言した

国際 Far East Research
cnhonker中国ハッカーが自ら制定したルールである「COG黒客自律規約」などを公開した「COG情報セキュリティフォーラム」が閉会した9月23日早朝、中国紅客聯盟の創始者Lion(林勇)が同聯盟の10年ぶりの再編を、公式Webサイトおよび自身の微博(中国版Twitter)で宣言した。「再編」とされているものの、事実上の復活と考えていいだろう。

同聯盟公式サイトによれば、今回の再編を機に、11月1日にWebサイトをリニューアルオープンするとのこと。声明の全文は以下の通りである。

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紅客聯盟(HUC)はかつて2004年12月31日解散を宣言した。今回の2011年9月22日の再編宣言以外には、いかなる形でも再編を実行したことはない。

紅客連盟(HUC)の公式サイトはcnhonker.comである。

紅客連盟(HUC)がこれまで使用したドメイン名は:cnhonker.com、cnhonker.net、cnhonker.orgである。

このうちcnhonker.netはすでに2006年(別人に)登録されてしまった。

紅客聯盟のメンバーを公言する人に遭遇した場合、相手にcnhonker.comのメールアドレスを尋ねてみることを提案する。そのアドレスにメールを送信して返信があれば証明となり、騙されなくても済む。
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上記宣言に関しては今後続報で詳しく解説する。

中国紅客聯盟
http://www.cnhonker.com/

(Vladimir)

筆者略歴:infovlad.net 主宰。中国・北朝鮮・ロシアのセキュリティ及びインテリジェンス動向に詳しい

《ScanNetSecurity》

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