eEyeの脆弱性検出製品に任意のプログラムを実行される脆弱性(JVN)
JVNは、eEye社が提供する脆弱性検出製品「Retina CS Vulnerability Management Console」に脆弱性が存在すると発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Retina CS Vulnerability Management Console」のAudit script(audit ID 2499)では、Solaris、HP-UX、またはIRIXにおいて /usr/local にインストールされているGauntlet Firewallのバージョンを確認するためにOS上のファイルを実行する。このaudit scriptは、実行するファイルをファイル名のみで特定しているため、第三者が /usr/local 以下への書き込みが可能なシステムでは、悪意あるプログラムが実行される可能性(CVE-2011-3337)がある。JVNでは、ベンダが提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》