「Apache Struts」で作成したWebアプリケーションにXSSの脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.12.19(金)

「Apache Struts」で作成したWebアプリケーションにXSSの脆弱性(JVN)

IPA/ISECおよびJPCERT/CCは、Apache Software Foundationが提供するJavaのWebアプリケーションを開発するためのソフトウェアフレームワーク「Apache Struts」にXSSの脆弱性が存在するとJVNで発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月22日、Apache Software Foundationが提供するJavaのWebアプリケーションを開発するためのソフトウェアフレームワークである「Apache Struts」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「Apache Struts 2.2.3 より前のバージョン」および「Apache Struts 2.0.x」には、XSSの脆弱性が存在するWebアプリケーションを作り出す問題(CVE-2011-1772)が存在する。また、Apache Strutsを使用したWebアプリケーションが影響を受ける可能性もある。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

    アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

  2. 約 4 割が「二段階認証使いにくい」金融取引の認証意識調査結果

    約 4 割が「二段階認証使いにくい」金融取引の認証意識調査結果

  3. 社内システム不当操作 送配電事業者の従業員が電気を約 9 年間不正使用

    社内システム不当操作 送配電事業者の従業員が電気を約 9 年間不正使用

  4. スキー場の早割リフト券を販売している EC サイトに不正アクセス、利用者からの問い合わせで発覚

    スキー場の早割リフト券を販売している EC サイトに不正アクセス、利用者からの問い合わせで発覚

  5. STNet のネットワークに不正アクセス、利用者の個人情報等が漏えいした可能性

    STNet のネットワークに不正アクセス、利用者の個人情報等が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop