ロシア国有銀行をターゲットとするトロイの木馬を確認など--1月レポート(Dr.WEB) | ScanNetSecurity
2026.05.06(水)

ロシア国有銀行をターゲットとするトロイの木馬を確認など--1月レポート(Dr.WEB)

Dr.WEBは「2012年1月のウイルス脅威」をまとめ発表した。1月にDr.Web CureIt!によってユーザのコンピューター上で検出された悪意のあるプログラムの中で最も多かったのは、ファイル感染型ウイルス「Win32.Expiro.23」であった。

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は2月10日、「2012年1月のウイルス脅威」をまとめ発表した。1月にDr.Web CureIt!によってユーザのコンピューター上で検出された悪意のあるプログラムの中で最も多かったのは、ファイル感染型ウイルス「Win32.Expiro.23(全検出数の19.23%)」であった。このウイルスは起動されるとシステム内での自身の権限昇格を試み、実行中のサービスを検索して該当する実行ファイルを感染させる。

また、Dr.WEBのウイルスアナリストは1月初め、オンラインバンキングの最新トレンドに対応する機能を備えた「Trojan.PWS.Ibank」のサンプルを入手した。このトロイの木馬亜種はVNCサーバとしての機能に特徴がある。サーバコードは、実際はマルウェアをリモートでコントロールするために使用されるZeus用サーバ(Trojan.PWS.Panda)と通信するためのプロトコルに対応している。さらに、ロシア国有銀行のひとつが使用する特殊なソフトウェアによって処理される情報を監視・傍受するモジュールが搭載されていた。一方で、Windowsロッカーによる被害を受けたユーザからのサポートへの問い合わせ件数に25%の減少が見られた。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 保険代理店への出向者による不適切な情報持ち出し ~ T&Dホールディングス 調査結果 発表

    保険代理店への出向者による不適切な情報持ち出し ~ T&Dホールディングス 調査結果 発表

  2. たった一人で 90 億ドルのランサムウェア被害を防いでいた CISA のセキュリティ専門家が職場を追われる

    たった一人で 90 億ドルのランサムウェア被害を防いでいた CISA のセキュリティ専門家が職場を追われる

  3. FileZen 専用サーバへの不正アクセス、内閣府沖縄総合事務局が保有の個人情報漏えいの可能性

    FileZen 専用サーバへの不正アクセス、内閣府沖縄総合事務局が保有の個人情報漏えいの可能性

  4. 村田製作所への不正アクセス 第3報、約8.8万件の個人情報が漏えいした可能性

    村田製作所への不正アクセス 第3報、約8.8万件の個人情報が漏えいした可能性

  5. 日本郵船グループが利用する船舶燃料調達システムに不正アクセス

    日本郵船グループが利用する船舶燃料調達システムに不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop