フォレンジック・ビジネスがApple FileVaultを1時間未満でクラック〜Passware、Lionの腹をひっかいてディスクに侵入(The Register) | ScanNetSecurity
2024.05.10(金)

フォレンジック・ビジネスがApple FileVaultを1時間未満でクラック〜Passware、Lionの腹をひっかいてディスクに侵入(The Register)

あるコンピュータ・フォレンジック会社によれば、AppleのFileVaultディスク暗号化は、1時間未満で回避することができるという。

国際 TheRegister
あるコンピュータ・フォレンジック会社によれば、AppleのFileVaultディスク暗号化は、1時間未満で回避することができるという。

Passwareは、同社の最新ツールキット(Passware Kit Forensic v11.3)が、TrueCryptを使って暗号化されたボリュームもアンロックできると主張している。TrueCryptは、プライバシー意識の高いコンピュータ・ユーザーや人権保護活動家などの選択肢として、PGPと共に評価されているディスク暗号化ソフトウェアだ。

伝えられるところでは、PasswareのテクノロジーはMacのメモリ内のコンテンツを、暗号化キーを抽出する以前に、Firewireインターフェースを介してキャプチャできるという。同社ソフトウェアには以前、Macのパスワードを抽出する機能のほか、Windowsの最近のバージョンに組み込まれているBitLocker暗号化をバイパスする機能が含まれていた。

同テクノロジーを使用してMac OS X LionのFileVault暗号化をクラッキングするには、ターゲットとなるマシンへの物理的なアクセスと使用できるFireWireポートが必要だ…

※本記事は有料版に全文を掲載します

© The Register.


(翻訳:中野恵美子
略歴:翻訳者・ライター

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

    デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

  4. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  5. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  6. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

    Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  7. テレビ宮崎グループ会社にランサムウェア攻撃、請求書発行システムを停止

    テレビ宮崎グループ会社にランサムウェア攻撃、請求書発行システムを停止

  8. 豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

    豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

  9. 経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

    経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

  10. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

ランキングをもっと見る