CIツール「Jenkins」に複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Jenkins CIの提供する「Jenkins」に複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在するとJVNで発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Jenkins 1.452 およびそれ以前」「Jenkins Enterprise by CloudBees 1.424.3 およびそれ以前」「Jenkins Enterprise by CloudBees 1.400.0.12 およびそれ以前」には、複数のXSSの脆弱性(CVE-2012-0324、CVE-2012-0325)が存在する。この問題が悪用されると、ユーザのWebブラザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》