【地震】福島第一原子力発電所の状況(3月26日午後3時現在) | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

【地震】福島第一原子力発電所の状況(3月26日午後3時現在)

 東京電力が3月26日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

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淡水化装置(逆浸透膜式)濃縮水貯槽タンクエリアにおける漏水状況
淡水化装置(逆浸透膜式)濃縮水貯槽タンクエリアにおける漏水状況 全 6 枚 拡大写真
 東京電力が3月26日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

※3月26日午前8時30分頃、協力企業作業員が淡水化装置(逆浸透膜式)の濃縮水貯槽があるタンクエリアにおいて、淡水化装置から濃縮水を濃縮水貯槽に送る配管(耐圧ホース)より水が漏えいしていることを発見。水の漏えいを停止するために、午前8時50分頃、同装置の移送ポンプを停止したことから、水の漏えいは停止し、その後、漏えいが確認された配管(耐圧ホース)の前後弁の閉操作を実施。

 現場を詳細に確認したところ、漏れた水の一部が付近の一般排水用の排水溝に流れ込んでいることが確認されたため、漏れた水、排水溝内の水および排水溝出口付近の海水について、サンプリングを実施。その結果、1~4号機側放水口から南側に約300m離れた一般排水用の排水溝出口から、放射性物質を含む水が海に流出したものと判断。なお、現在、淡水化装置(逆浸透膜式および蒸発濃縮装置)は運転を停止しているが、淡水化処理した水は十分にあることから、原子炉注水への影響はない。

※3月26日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへの移送を開始。

※3月26日午前10時10分、3号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(雑固体廃棄物減容処理建屋[高温焼却炉建屋])へ溜まり水の移送を開始。

《編集部@RBB TODAY》

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