ファジングによる脆弱性検出の実証結果を公開、OSSツールでも検出(IPA) | ScanNetSecurity
2026.06.08(月)

ファジングによる脆弱性検出の実証結果を公開、OSSツールでも検出(IPA)

IPAは、ファジングによる脆弱性検出の有効性の実証結果を発表した。ブロードバンドルータ6機種に「ファジング」を実践したところ、3機種で合計6件の脆弱性を検出できたという。

脆弱性と脅威 脅威動向
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は3月27日、ファジングによる脆弱性検出の有効性の実証結果を発表した。ソフトウェア製品における脆弱性の減少を目指す「脆弱性検出の普及活動」において、ブロードバンドルータ6機種に「ファジング」を実践したところ、3機種で合計6件の脆弱性を検出できたという。この実証結果をもとに、ファジングを行う際のノウハウや知見をまとめ、「ファジング活用の手引き」として公開した。

ファジングは、ソフトウェア製品などに何万種類もの問題を起こしそうなデータを送り込み、ソフトウェア製品の動作状態から脆弱性を発見する技術。今回の実証では、商用製品1種類、オープンソースソフトウェア(OSS)など2種類のファジングツールを使用し、OSSのファジングツールで検出できた脆弱性もあった。特にOSSのファジングツールを使ったファジングは1日程度で完了している。検出した脆弱性の中には、ブロードバンドルータのLAN側から「ブロードバンドルータを強制的に再起動させてしまう」脆弱性もあったという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

    株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

  2. 阿波銀行への不正アクセス、原因はテスト環境の「管理不備」と発表 関係役員らの処分も

    阿波銀行への不正アクセス、原因はテスト環境の「管理不備」と発表 関係役員らの処分も

  3. 北九州市立大に不正アクセス、偽警告から遠隔操作され個人情報漏えいか

    北九州市立大に不正アクセス、偽警告から遠隔操作され個人情報漏えいか

  4. メール配信で名前に誤表示 データ連携処理に不備

    メール配信で名前に誤表示 データ連携処理に不備

  5. クリック率より報告率 ~ 文化を醸成するメール訓練 HENNGE「Tadrill」の志についての考察

    クリック率より報告率 ~ 文化を醸成するメール訓練 HENNGE「Tadrill」の志についての考察PR

ランキングをもっと見る
PageTop