「Conficker」および標的型攻撃について分析--マイクロソフトレポート(マイクロソフト)
日本マイクロソフトは、「マイクロソフト セキュリティ インテリジェンス レポート(SIR)第12版」を公開した。
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第12版では、「Conficker」が重大な脅威であり続け、特に企業にとってそうである理由を理解するために同社が行った分析について紹介しているほか、執拗な攻撃者が実行する標的型攻撃による脅威について、予防、検出、封じ込め、および回復のための保護的戦略の概要を説明している。脆弱性の深刻度の全体的傾向は、上昇傾向であるとしている。2011年上半期から下半期での傾向は、CVSS深刻度分類の3つすべてが減少し、2009年下半期以降の各期において深刻度分類「中」および「高」の公開数が減少傾向にある。エクスプロイトでは、HTMLまたはJavaScriptを通じて広まったエクスプロイトの検出件数が2011年後半に急増した。その主な原因は「JS/Blacole」の出現としている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》