ZABBIX の hostgroups.php/usergrps.php における任意のスクリプトを挿入可能な脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.11.01(日)

ZABBIX の hostgroups.php/usergrps.php における任意のスクリプトを挿入可能な脆弱性(Scan Tech Report)

ZABBIX のホストまたはユーザグループを管理する PHP アプリケーションに任意のスクリプトが挿入可能な脆弱性が報告されました。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
1.概要
ZABBIX のホストまたはユーザグループを管理する PHP アプリケーションに任意のスクリプトが挿入可能な脆弱性が報告されました。
リモートの第三者に利用された場合、ZABBIX にアクセスするユーザのブラウザ上で不正なスクリプトが実行される可能性があります。
さらなる攻撃に悪用される可能性があるため、対象のユーザは可能な限り以下の対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
4.3
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2011-4615&vector=%28AV%3AN/AC%3AM/Au%3AN/C%3AN/I%3AP/A%3AN%29


3.影響を受けるソフトウェア
ZABBIX 1.8.9 以前

※影響を受けるバージョンの ZABBIX が含まれる、Linux ディストリビュー
ションにおいても、この脆弱性の影響を受ける可能性があります。


4.解説
ZABBIX は、サーバ、ネットワーク、アプリケーションを集中監視するためのオープンソースの統合監視ソフトウェアであり、統合監視に必要な監視、障害、検知、通知機能を備えています。

ZABBIX のホストまたはユーザグループを管理する PHP アプリケーション hostgroups.php/usergrps.php には、新規にユーザまたはホストグループを作成する際の gname パラメータに指定された入力値チェックに不備あるため、任意のスクリプトを挿入可能な脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用することでリモートの攻撃者は、クロスサイトスクリプティング攻撃 (持続型) を介して ZABBIX にアクセスするユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行可能となります。


5.対策
以下の Web サイトより ZABBIX 1.8.10 以降を入手しアップデートすることで、この脆弱性を解消することが可能です。

ZABBIX 1.8.10:
http://www.zabbix.com/download.php

また、ZABBIX 1.8.10 では、他にもプロファイラの実装に起因してクロスサイトスクリプティング攻撃が可能な脆弱性 (CVE-2011-5027) も解消しています。詳細については、関連情報の ZBX-4015 を参照下さい。


6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバー脅威分析センター)

※Web非公開該当コンテンツ閲覧をご希望の方はScan Tech Reportにご登録(有料)下さい。

Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、情報が公開された顧客に上限300万円の特別見舞金

    「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、情報が公開された顧客に上限300万円の特別見舞金

  2. ニフティの回線申込・受付管理システムに不正アクセス、最大54万2,513件の会員情報に影響

    ニフティの回線申込・受付管理システムに不正アクセス、最大54万2,513件の会員情報に影響

  3. コストコを装った迷惑メールに注意を呼びかけ

    コストコを装った迷惑メールに注意を呼びかけ

  4. 「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、取引口座のログイン情報等が取得され不正利用された可能性

    「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、取引口座のログイン情報等が取得され不正利用された可能性

  5. 「阪急百貨店・阪神百貨店予約サイト」に不正アクセス、約126万件の「H2O ID」個人情報が漏えい

    「阪急百貨店・阪神百貨店予約サイト」に不正アクセス、約126万件の「H2O ID」個人情報が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop