Facebookユーザを標的とした有料サービスを騙るツールを検出(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.10.27(火)

Facebookユーザを標的とした有料サービスを騙るツールを検出(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、「Facebook」を狙うハッキングツールが組み込まれたファイルを配布する不正なWebサイトを確認したとブログで発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
トレンドマイクロ株式会社は6月7日、「Facebook」を狙うハッキングツールが組み込まれたファイルを配布する不正なWebサイトを確認したとブログで発表した。これは、同社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」からのデータを監視していて確認されたもの。問題のサイトを確認すると、このファイルはFacebookにおけるパスワードを取得する機能を備えている。インストーラの解析を行ったところ、このファイルは一般的なインストールと同様、使用許諾契約書の表示や任意のフォルダへそのプログラムを保存するといった選択肢の提示を行う。

インストールすると、不正なファイル「%User Temp%\Toolbar.exe」が作成される。また、標的とするFacebookユーザがアカウントとして登録しているメールアドレスやユーザIDなどを暗号化するよう要求するウィンドウが表示される。入力すると、サードパーティから無料アプリケーションをダウンロードして、ブラウザのキャッシュからパスワードを復元する。興味深いのは、ユーザが標的とするパスワードを入手するために29.99 米ドル(約2,360円)のプロダクトキーを購入しなければならないという点。結果的にパスワードなどの情報を盗まれることになるが、承認なしで他人のFacebookパスワードにアクセスすることが可能だと謳うツールも確認されているという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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