「Oracle Exadata」に最適化し、高速バックアップと復元を実現するストレージ新製品の国内提供開始(日本オラクル) | ScanNetSecurity
2025.10.05(日)

「Oracle Exadata」に最適化し、高速バックアップと復元を実現するストレージ新製品の国内提供開始(日本オラクル)

 日本オラクルは14日、オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」に最適化し、高速なデータ・バックアップと復元を実現するストレージ新製品「Sun ZFS Backup Appliance」の国内提供を開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「Sun ZFS Backup Appliance」の画像
「Sun ZFS Backup Appliance」の画像 全 2 枚 拡大写真
 日本オラクルは14日、オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」に最適化し、高速なデータ・バックアップと復元を実現するストレージ新製品「Sun ZFS Backup Appliance」の国内提供を開始した。

 「Sun ZFS Backup Appliance」は、「Oracle Exadata」のデータ・バックアップ用途として事前構成・検証されているため、汎用ストレージを導入する場合と比較して、バックアップ環境を効率的かつ短期間に構築できるのが特徴。1時間当たり最大20TBのバックアップ、最大9.4TBの復元が可能で、汎用ストレージと比較して、データのリカバリ時間を最大4倍短縮できる。

 オペレーティング・システムがサーバの監視を行い、サービスの管理・再起動やハードウェア障害の検出・解析、故障個所の切り離しなどを自動で行う「予測的セルフ・ヒーリング機能」と障害管理アーキテクチャに対応。InfiniBandを経由してバックアップおよびリカバリの計画を自動化する「Oracle Recovery Manager」を使用することで、追加のサーバーや他社のバックアップ・ソフトウェアを導入せずに効率的なデータ保護環境を構築できる。

 今後、クラウド・マシン「Oracle Exalogic Elastic Cloud」「SPARC T4」プロセッサとオペレーティングシステム「Oracle Solaris」を搭載した「SPARC SuperCluster T4-4」のバックアップ・ストレージとしても最適化される予定。

 「Sun ZFS Backup Appliance」は、基本構成55TB(ディスク回転数15,000 RPMのSAS-2ディスクを使用)の高パフォーマンス構成と、基本構成132TB(ディスク回転数7,200 RPMのSAS-2ディスクを使用)の高キャパシティ構成の2種類で提供される。価格はそれぞれ最小構成価格で22,282,619円、18,478,269円(税込、ハードウェア構成のみ)。

日本オラクル、「Oracle Exadata」に最適化したストレージ新製品を提供開始

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

    アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

ランキングをもっと見る
PageTop