「遠隔操作ウイルス」真犯人の情報を呼びかけ、懸賞金300万円(警視庁) | ScanNetSecurity
2026.08.25(火)

「遠隔操作ウイルス」真犯人の情報を呼びかけ、懸賞金300万円(警視庁)

警視庁は、いわゆる「遠隔操作ウイルス」真犯人に関する情報提供について発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
上限300万円の捜査特別報奨金が設定された
上限300万円の捜査特別報奨金が設定された 全 1 枚 拡大写真
警視庁は12月12日、いわゆる「遠隔操作ウイルス」真犯人に関する情報提供について発表した。これは2012年6月29日から9月10日にかけて、インターネット掲示板「2ちゃんねる」を利用して、第三者のPCを遠隔操作ウイルス「iesys.exe」に感染させるなどし、感染したPCから無差別殺人や航空機爆破等の犯罪予告を内容とする脅迫文を市役所などのWebサイトに投稿し、またメールで送信することにより、市役所や会社の業務が妨害されるなどの事件が連続して発生したもの。警視庁によると、犯人はウイルスを自分で作成するなど一定のプログラミング知識を有していると考えられ、また「2ちゃんねる」を常時利用していたと思われるほか、遠隔操作命令の送信には「livedoorしたらば掲示板」を使用していた。

ウイルスの特徴では、タイマー機能など他の機能を持つソフトウェアを偽装しており、その中にウイルスが仕込まれていた。さらに、遠隔操作したPC内から遠隔操作の痕跡を消去するとともに、実際の犯行で用いられた脅迫文のデータを残しておくなどして、PCの使用者がさも犯人であるかのように偽装する仕組みになっていた。警視庁では犯人に関する情報(犯人を知っている、事件について噂話を聞いた)、「2ちゃんねる」に置かれたCSRFのリンクをクリックした、あるいは画面を保存した、「livedoorしたらば掲示板」の遠隔操作命令について掲示板を保存したなどの情報提供を呼びかけている。犯人に結びつく最も有力な情報を情報受付部署に提供した人には、上限額300万円の範囲内で捜査特別報奨金を支払うという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

    メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

  2. 作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

    作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

  3. ブルートフォース攻撃による可能性が高いと判断 ~ コミュニケーションツール「BAND」に不正アクセス

    ブルートフォース攻撃による可能性が高いと判断 ~ コミュニケーションツール「BAND」に不正アクセス

  4. 駅放送設備から意図しない音声が送出 ~ 西鉄福岡(天神)駅と薬院駅

    駅放送設備から意図しない音声が送出 ~ 西鉄福岡(天神)駅と薬院駅

  5. 楽天ブックスネットワークのPC端末に不正アクセス、「楽天ブックス」利用者33,333件の個人情報等を保存

    楽天ブックスネットワークのPC端末に不正アクセス、「楽天ブックス」利用者33,333件の個人情報等を保存

ランキングをもっと見る
PageTop