Microsoft Security Essentials、AV-TESTの承認を逃す ドイツの研究所、ゼロデイ検出率の低かったRedmondを格下げ(The Register) | ScanNetSecurity
2024.05.09(木)

Microsoft Security Essentials、AV-TESTの承認を逃す ドイツの研究所、ゼロデイ検出率の低かったRedmondを格下げ(The Register)

AV-TESTは10月、Security Essentials 4.0/4.1のPC保護能力の値を6点満点中わずか1.5点と見積もった。この結果には、業界平均89パーセントを遥かに下回った64パーセントのゼロデイ検出率が大きく響いている。

国際 TheRegister
Microsoft Security Essentials(個人、または最大10台のPCを扱うビジネスユースを対象としたRedmondの無償アンチウイルスソフトウェア)は、Windows7環境でのゼロデイ脅威を64パーセントしか検出できなかった。

この低検出率により、Microsoft Security Essentialsは、AV-TESTの認定シール(18点満点の評価基準のうち11点を満たしていると評価された製品に与えられる)を得ることができなかった。AV-TESTの認定基準は、いかに効果的に脅威を検出/ブロックできるか、感染したシステムを修理できるかのカテゴリに加え、全体的なユーザビリティをも考慮しており、その基準はデイリーベースでのセキュリティソフトウェア利用時におけるPCの速度低下率の平均値、システムスキャン時の正当なソフトウェアに対する誤検知、また正当なソフトウェアのダウンロード/利用時における誤警告や、特定動作の誤ブロックなどの項目を含んでいる…

※本記事は有料版に全文を掲載します

© The Register.


《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  5. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

    Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  8. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  9. 経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

    経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

  10. デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

    デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

ランキングをもっと見る