プライバシーショートカットを導入、設定変更が容易に(Facebook)
Facebookは13日、コンテンツ管理の新しい方法を導入する方針を発表した。プライバシーショートカットの導入、アクティビティログの見直し、タグ付けされた複数の写真を管理できる新ツールなどが含まれた内容となっている。
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従来Facebookのプライバシーとタイムラインの設定を変更したい場合には、現在の動作を中断してページを移動する必要があったが、今回のアップデートにより「プライバシーショートカット」が導入された。「プライバシーショートカット」はツールバーから呼び出し可能で、「私のコンテンツを見ることができる人」「私に連絡を取ることができる人」「迷惑行為を防止する方法」で、すぐに管理設定が可能となっている。
アプリの設定においては、「ユーザー情報の利用許可」と「Facebookへの投稿許可」が、今後、個別に表示されるようになった。アプリの多くがこの新しいモデルへと移行予定とのこと(Facebook.comのゲームアプリなど、一部のアプリを除く)。
また、これまで、Facebookの検索バーに名前を入力して見つけることができるユーザーを管理するには、「私のタイムラインを名前で検索できる人」という設定が使用されていたが、この設定が廃止となる。今後数週間のうちに、この設定は、全ユーザーのアカウントから削除される予定だ。
さらに昨年より導入された「アクティビティログ」について、ナビゲーションメニューを刷新。「いいね!」やコメントしたコンテンツ、写真、自分がタグ付けされた投稿など、自分のFacebookでのアクティビティを簡単に確認できるようになった。また、新しい並び替えの方法も導入された。
コンテンツを管理するための新しいツールとしては、新しくなったアクティビティログに、タグ付けされた複数の写真に対してアクションを実行できるツールが追加された。たとえば、Facebookに掲載されたくない写真がある場合、投稿した人に簡単に削除をお願いできるようになったという。
これらのアップデートと新しいツールは、2012年末にリリースが開始される予定。
Facebook、「プライバシーショートカット」など新しいコンテンツ管理方法を導入へ
《冨岡晶@RBB TODAY》
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