IRCD-Hybrid の try_parse_v4_netmask() 関数の実装に起因する DoS の脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.10.26(月)

IRCD-Hybrid の try_parse_v4_netmask() 関数の実装に起因する DoS の脆弱性(Scan Tech Report)

IRCD-Hybrid には、ネットマスクに特定の値が指定された IPv4 アドレスを含む IRC コマンドを処理した場合に、サービス運用妨害 (DoS) が発生する脆弱性が存在します。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
1.概要
IRCD-Hybrid には、ネットマスクに特定の値が指定された IPv4 アドレスを含む IRC コマンドを処理した場合に、サービス運用妨害 (DoS) が発生する脆弱性が存在します。
リモートの第三者に利用された場合、IRC サーバを不正に停止される可能性があります。
影響を受けるバージョンの IRCD-Hybrid を利用する環境では、重大な影響を受ける可能性があるため、対象のユーザは可能な限り以下に記載する対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
5.0
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2013-0238&vector=%28AV%3AN/AC%3AL/Au%3AN/C%3AN/I%3AN/A%3AP%29


3.影響を受けるソフトウェア ※
IRCD-Hybrid 8.0.5 以前

※影響を受けるバージョンの IRCD-Hybrid パッケージが含まれる、Debian,Ubuntu などの Linux ディストリビューションも、この脆弱性の影響を受けます。


4.解説
Internet Relay Chat (IRC) サーバソフトウェアの 1 つである、IRCD-Hybridには、try_parse_v4_netmask() 関数 (hostmask.c) における IPv4 アドレスのネットマスクの取り扱いに不備があります。
このため、ネットマスクに負の値を指定した IPv4 アドレスを含む IRC コマンドを処理した場合に、セグメンテーション違反が発生し、ircd がクラッシュする脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用することで、リモートの攻撃者は、IRC サーバをサービス不能状態にする可能性があります。


5.対策
以下の Web サイトを参考に IRCD-Hybrid 8.0.6 以降を入手しアップデートす
ることで、この脆弱性を解消することが可能です。

IRCD-Hybrid Downloads:
http://www.ircd-hybrid.org/downloads.html


6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバー脅威分析センター)

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Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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