Yahoo! JAPAN IDを管理しているサーバに外部から不正アクセス、最大2,200万件のIDが流出の可能性(ヤフー) | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

Yahoo! JAPAN IDを管理しているサーバに外部から不正アクセス、最大2,200万件のIDが流出の可能性(ヤフー)

 ヤフーは17日、Yahoo! JAPAN IDを管理しているサーバに、外部からの不正アクセスがあったことを発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
ヤフーでは該当IDかどうかを確認するページも提供中
ヤフーでは該当IDかどうかを確認するページも提供中 全 2 枚 拡大写真
 ヤフーは17日、Yahoo! JAPAN IDを管理しているサーバに、外部からの不正アクセスがあったことを発表した。

 5月16日の21時頃に、Yahoo! JAPAN IDを管理しているサーバに外部からの不正アクセスがあったことが判明した。同社では、4月2日に発生した不正アクセスを受け、監視体制を強化していたが、これに伴い、これらの不審なログインを検知したとしている。

 調査の結果、最大2200万件のIDのみが抽出されたファイルが作成されていた。このファイルが外部に流出(ダウンロード)されたがどうかは未確認。ただし「サーバと外部との通信量からみると流出した可能性は否定できない」としている。作成されていたファイルには、パスワードや「秘密の質問」など、ID以外のデータは含まれていなかった。また個人情報にあたるものも含まれていない。

 ヤフーでは、関連するアカウントの認証の再設定を社内で徹底させることができていなかったことに起因するとして、あわせて謝罪を行った。同時に、該当IDかどうかを確認するページも提供開始している。さらに、「もっと安全ガイド」などで推奨されている対策をユーザー側でも講じるように呼びかけている。


ヤフー|もっと安全ガイド
http://id.yahoo.co.jp/security/

ヤフーに不正アクセス、最大2200万件のIDが流出か?……パスワードは含まれず

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  2. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  3. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  4. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

  5. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

ランキングをもっと見る
PageTop