「ネット回線勧誘トラブル110番」の相談件数などを公表、「インターネット回線」に関する相談が5割を占める(国民生活センター) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

「ネット回線勧誘トラブル110番」の相談件数などを公表、「インターネット回線」に関する相談が5割を占める(国民生活センター)

 国民生活センターは1日、通信サービスの契約に関する問題点、課題など洗い出すために実施した「ネット回線勧誘トラブル110番」について、相談件数などを公表した。今後、詳細な分析も行われる予定だ。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
相談内容
相談内容 全 2 枚 拡大写真
 国民生活センターは1日、通信サービスの契約に関する問題点、課題など洗い出すために実施した「ネット回線勧誘トラブル110番」について、相談件数などを公表した。今後、詳細な分析も行われる予定だ。

 「ネット回線勧誘トラブル110番」は、インターネット回線、モバイルデータ通信、スマートフォン、携帯電話等の電気通信サービスを「よく分からないまま契約してしまった」等という相談に対応するもので、6月14日~15日(10:00~16:00)にかけて実施された。国民生活センター相談情報部に特設電話回線を設置。その結果、14日に56件、15日に58件、合計114件の相談が寄せられたという。

 114件の相談のうち、ネット回線勧誘に関する相談は104件。60歳代、50歳代の相談がそれぞれ20%を超えており約半数を占めているが、10歳代から90歳代という幅広い年代から相談が寄せられた。平均年齢は52歳。性別をみると、男性が62.7%、女性が37.3%であった。また、全国各地(30都府県)から広く相談が寄せられた。

 寄せられたトラブルの契約内容としては、「インターネット回線」に関する相談が50件(48.1%)ともっとも多く、次いで「プロバイダ」が29件、「スマートフォン」が14件、「モバイルデータ通信」が8件、「携帯電話」が3件となっている。

 具体的な内容としては、「固定電話は使えなくなると言われて光回線を契約したが、よく考えるとインターネットを使う予定がなかった」「知らない会社の遠隔操作により、複数のプロバイダと契約してしまった」「スマートフォンを購入したが、LTEサービスが職場で繋がらない」などの相談が寄せられたとのこと。

国民生活センター「ネット回線勧誘トラブル110番」、2日間で相談100件以上

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  3. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  4. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop