マイクロソフトのサポートを騙るメールが出回る--スパムレポート(カスペルスキー)
カスペルスキーは、2013年5月のスパムレポートを発表した。5月にはすべてのメールトラフィックにおけるスパムの割合が4月から減少した。
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5月に送信された多くのフィッシングメールは、個人情報の詐取を目的とした、Microsoftのカスタマーサポートサービスを騙ったものであった。一見したところ、本物のMicrosoft.comドメインから送付されたかに見えるこのメールには、以前通知した(とされる)アップデートが行われなかったため、ユーザの「Microsoft Window」(最後の「s」がない)が使用できなくなると書かれている。また、使用不能になる前にメール内のリンクをクリックして確認を行うようにと促す。このメールに騙されてリンクをクリックすると、個人情報の詐取を目的に作りこまれたフィッシングサイトに飛ばされる。さらに、Microsoft主催とされる架空のくじの当選通知メールも出回った。くじの当選を通知する別のメールでは、詳細情報を教えるので連絡するようにと誘導していた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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