Winny開発者の金子勇氏が急逝、42歳 | ScanNetSecurity
2025.11.15(土)

Winny開発者の金子勇氏が急逝、42歳

 P2Pソフト「Winny」を開発した金子勇氏が7月6日に死去した。

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金子勇氏(Skeed社公式サイト・リーダー紹介ページより)
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 P2Pソフト「Winny」を開発した金子勇氏が7月6日に死去した。

 午後6時55分に急性心筋梗塞にて死去したもので、立命館大学教授の上原哲太郎氏、Winny裁判の担当弁護士である壇俊光氏らが明らかにした。享年42歳。

 金子氏は1970年7月生まれ・栃木県出身。 茨城大学院、日本原子力研究所、エクス・ツールスを経て、東京大学大学院に勤めるとともに「Winny」を開発。2002年に公開した。その後、2004年5月に著作権侵害行為を幇助した共犯の容疑を問われ逮捕された。2006年に京都地裁は有罪判決を下したが、2009年に大阪高裁が逆転無罪判決を下すとともに検察が上告。2011年12月に最高裁が検察側の上告を棄却し、無罪が確定した。

 現在金子氏がファウンダー兼CINO(Chief Innovation Officer)を務めるSkeedによれば、通夜告別式は近親者のみにて執り行われる予定。

「Winny」開発者の金子勇氏が急逝……42歳

《冨岡晶@RBB TODAY》

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