頻発する不正ログイン事件などの紹介と対策を提案--技術レポート(IIJ)
IIJは、インターネットの基盤技術に関する最新の技術動向や、セキュリティ情報を紹介する技術レポート「Internet Infrastructure Review(IIR)」のVol.20を発行した。
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レポートでは期間内の主要なインシデントとして、4月は「ユーザのID・パスワードを不正に入手し、そのリストを使用した不正ログイン事件が頻発」、5月は「Webサーバへの不正侵入と、それによるWebサイトの改ざんが頻発」、6月は「DNSリフレクション攻撃等で、複数のDNSホスティングサービス事業者のサービスが停止」を挙げている。また、インシデント対策の調査研究では、家庭で利用されているホームルータを取り巻く現状とそのリスクについて、過去に発生した事件などから、それによるリスクとその対策手法について考察している。また、頻発している不正ログインや不正アクセスによる登録情報の窃取について一連の事件の紹介とさまざまな視点から実施可能な対策について提案を行っている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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