オンライン決済事業者とRSA社のリスクエンジンが結合、3Dセキュアの代替を狙う(ZOOZ)
ZOOZは、複数のECサイト間に共通する決済インフラを提供することで、ZOOZを利用するどのECサイトでもワンクリックで決済完了するサービスを提供する。すでにVISA、MasterCard、PayPalなどに採用されている。
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ZOOZは、複数のECサイト間に共通する決済インフラを提供することで、ZOOZを利用するどのECサイトでもワンクリックで決済完了するサービスを提供する。すでにVISA、MasterCard、PayPalなどに採用されている。
ZOOZのソリューションには、セキュリティを担保するために、RSA社のリスク検知エンジンが使われており、カンファレンスでは、来日したイスラエルのRSA社のリサーチャーであるアレックス・ヴェイスティック氏が登壇した。
オンラインショッピングのフロントエンド企業であるZOOZ側が持つ豊富なユーザーデータ(端末やIPアドレス、購買履歴等々)と、RSAのオンライン犯罪や詐欺に関わるデータベースを結合させ分析することで高い精度のセキュリティを提供し、安全でもユーザーエクスペリエンスでも3Dセキュアを上回るという。今後アジア地域での市場展開を行う。
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》
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