そのビデオでは、改造済のカードリーダーを実際に使ったデモンストレーションが行なわれている。そこでは携帯型のカードリーダーにカードが通され、PIN が入力される――あらゆる客が、レストランや店舗で会計するときと全く同じように。そして一連のキー操作が行われた後、そのデータはシリアルケーブルを通してラップトップへと転送される。
口座番号、その他の機密情報はコンピュータの画面に表示され、すでに悪用の準備が整った状態となる。また、カードリーダーに SIM カードが取り付けられている場合、そのデータは携帯電話へテキスティングで送信できる。
我々が聞かされたところによると、この映像(裏市場で流れたものと見られている)は、侵害したデータを販売する目的で使われているものだ。しかし他の使い道として、もしもあなたが不浄な金の 20 %を喜んで売り手にシェアするのであれば…
※本記事は有料版メールマガジンに全文を掲載しました
© The Register.
(翻訳:フリーライター 江添佳代子)