マルチコアCPUの共有L3キャッシュに対するサイドチャネル攻撃手法が公開(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、マルチコアCPUの共有L3キャッシュに対するサイドチャネル攻撃手法が公開されたと「JVN」で注意喚起を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
マルチコアCPUの共有L3キャッシュに対するサイドチャネル攻撃手法が公開されている。この問題は、情報漏えいの脆弱性(CVE-2013-4242)の一種を悪用するもの。共有L3キャッシュを通じて、他のプロセスからメモリ内容を推測される可能性があり、結果として機密情報などを取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報などをもとに該当製品をアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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