エンドポイントは単なる「ウイルス対策ソフト」では守れない(シマンテック) | ScanNetSecurity
2026.02.23(月)

エンドポイントは単なる「ウイルス対策ソフト」では守れない(シマンテック)

シマンテックは、企業向け製品「Symantec Endpoint Protection」の最新版と、Macを狙った脅威などに関する最新情報を公開した。これに合わせて「脆弱性を突くWeb攻撃に関する記者説明会」も開催された。

脆弱性と脅威 脅威動向
シマンテックのコマーシャル営業統括本部の広瀬努氏(左)およびNTTデータ先端技術の辻伸弘氏(右)
シマンテックのコマーシャル営業統括本部の広瀬努氏(左)およびNTTデータ先端技術の辻伸弘氏(右) 全 4 枚 拡大写真
株式会社シマンテックは12月6日、企業向け製品「Symantec Endpoint Protection」の最新版と、Macを狙った脅威などに関する最新情報を公開した。これに合わせて「脆弱性を突くWeb攻撃に関する記者説明会」も開催された。記者説明会では、同社コマーシャル営業統括本部の広瀬努氏が、Webで感染するケースが最も多くなったとして、パターンマッチングによる対策の限界と、感染に気づきづらくなった最近の攻撃の傾向について説明した。

続いて、最近の攻撃で狙われる脆弱性について、NTTデータ先端技術株式会社の辻伸弘氏が説明を行った。脆弱性は、ITシステム上の欠陥や仕様上の問題点で第三者に保安上の脅威となる行為に利用できるものとして、システムだけでなく「人」にも存在するとした。Windowsは2008年以降、アクティブに攻撃できる脆弱性がなくなり、攻撃対象はブラウザやJava、Acrobatなどの個別のアプリケーションへと移行している。最近では正規のWebサイトを改ざんし、脆弱性を悪用して閲覧者を感染させる「水飲み場攻撃」に代表されるように、「怪しいファイルは開かない」「怪しいWebサイトにアクセスしない」「パターンファイルを常に最新にする」といった従来の対策では通用しなくなったという。

辻氏は、実際に脆弱性を悪用してPCを感染させ、リモートコントロールを行うデモを行った。標的となったPCは感染しても何も変わらないが、攻撃者はリモートから感染PCを自由に操作することができた。辻氏は被害に遭わないための対策として、非常に数の多い「システムへの侵入」よりも、数の限られる「脆弱性への対策」を優先することで、効率の良い対策が行えるとした。そして再び広瀬氏が登壇し、「Symantec Endpoint Protection」の最新版でMac OSに対する侵入防止機能が搭載されたことを説明、エンドポイント対策には単なる「ウイルス対策ソフト」ではなくリアルタイムの挙動分析、侵入防止や脆弱性対策、アプリの安全性評価システムなどを搭載した「統合型セキュリティ対策ソフト」を導入すべきであるとした。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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