●あまりにも長いから見てなかった:信用しろ、我々は NSA だ
大統領に就任してからの私は、我々の監視プログラムに対する健全な懐疑心を維持してきた。私は、私の国家安全保障チームと我々の弁護士に、このプログラムを検討するよう命じ、またいくつかのケースでは我々の働き方に変更を加えるよう命じた。我々は、コンプライアンスを目的とした新たな構造などの監督と監査とを増加させた。改良された規則は、政府によって提案され、外国情報監視裁判所によって承認されたものである。そして我々は、それらの活動に関し、絶えず議会が情報の更新を維持するよう努めた。
この領域においては、いくつかの改善が認められる。だが Snowden の文書が示したように、NSA らは、それを回避する方法を新しく見出すことに関しても同様に熟達していった。外国情報監視裁判所によって機密扱いを解かれた文書は、「(その件に)関与した裁判官でさえも、NSA が彼らに嘘をつき、言葉を濁していると感じた」ということを示している。
『議会が情報の更新情報を維持する』と言えば、米国家情報長官の James Clapper が、かなり厚かましい方法で、議会に虚偽の証言を行ったことも発覚している。上院議員 Ron Wyden は Clapper に対し、NSA が米国市民のデータを収集しているのかどうか尋ねた――熟考してから回答できるよう、彼はその質問を 24 時間前に Clapper へ与えていた。
Clapper の返答は単純に「いいえ」だった…
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(翻訳:フリーライター 江添佳代子)