「MediaWiki」にリモートからコードを実行される脆弱性(チェック・ポイント)
チェック・ポイントは、「Wiki」を使用したWebサイトの構築、運営に広く利用されているオープンソースのWebプラットフォーム「MediaWiki」に深刻な脆弱性を発見したと発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
脆弱性はリモートコード実行を可能にするもので、バージョン1.8以降のMediaWikiに存在する。攻撃者は本脆弱性を悪用することで、問題のあるWebサーバを完全に制御できる。脆弱性の発見後、同社は直ちにWikiMedia Foundationへ通知している。問題を確認したWikiMedia Foundationは、脆弱性を修正したアップデート版をすでに公開している。またチェック・ポイントは、本脆弱性を利用した攻撃を防御する新しい保護機能を、チェック・ポイント製品を利用している企業に提供した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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