Androidアプリ「出前館」にSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在、暗号通信が盗聴される可能性(IPA)
IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月17日、「Android版アプリ『出前館』におけるSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性」を、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」において公表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
それによると、夢の街創造委員会が公開しているAndroid版アプリ「出前館」ver.2.1.0およびそれ以前には、SSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在するとのこと。
そのため、無線LANのアクセスポイントを設置した第三者によって、中間者攻撃(man-in-the-middle attack)が行われると、暗号通信が盗聴される可能性があるという。
IPAが届出を受け、JPCERT/CCが、製品開発者と調整を行い、今回公表された。JVNでは、最新版への更新を行うよう、注意を呼びかけている。
Androidアプリ『出前館』に通信盗聴の危険性
《冨岡晶@RBB TODAY》
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