ベリタスのサイトに不正アクセス、5千件の顧客情報が漏えいした可能性(ベリタス) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

ベリタスのサイトに不正アクセス、5千件の顧客情報が漏えいした可能性(ベリタス)

ベリタスは、同社のWebサイトに対し外部から不正なアクセスが行われたと発表した。一部の顧客の登録情報が不正にダウンロードされた可能性があるという。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
ベリタスによる発表
ベリタスによる発表 全 1 枚 拡大写真
株式会社ベリタスは3月14日、同社のWebサイトに対し外部から不正なアクセスが行われたと発表した。一部の顧客の登録情報が不正にダウンロードされた可能性があるという。これは3月13日、外部からの不正なアクセスと思われる痕跡を確認したため、調査を開始したもの。また同日、同社のWeb管理会社に調査依頼を行い、以降、協力して調査を進めた結果、不正アクセスが判明した。

不正アクセスは、3月10日0時44分から1時7分頃の間に行われ、IPによるとアクセス元は中国であった。同社ホームページプログラムから、SQLプログラムの脆弱性を利用して、会員管理画面へのログイン情報を紐解き管理画面へアクセスした。この不正アクセスで5,041件の顧客情報漏えいの可能性があり、これに含まれる個人情報は、氏名、所属組織名、住所、電話番号、メールアドレス、ログインパスワードとなっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

ランキングをもっと見る
PageTop