Mac版を含む複数バージョンの「Word」にコード実行の脆弱性(IPA) | ScanNetSecurity
2025.10.30(木)

Mac版を含む複数バージョンの「Word」にコード実行の脆弱性(IPA)

IPAは、「Microsoft Word の脆弱性対策について(CVE-2045-1761)」を公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
IPAによる発表
IPAによる発表 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は3月25日、「Microsoft Word の脆弱性対策について(CVE-2045-1761)」を公開した。これは、マイクロソフトの「Word」にリモートからコードが実行される脆弱性が存在するというもの。この脆弱性が悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってPCを制御される可能性がある。現時点でマイクロソフトから脆弱性を解消するパッチは公開されていない。

対象となるのは、「Microsoft Word 2003 SP3」「同2007 SP3」「同2010 SP1」「同2010 SP2」「同2013」「同2013 RT」などで、Mac版「Office 2011」やWeb Apps 2010なども影響を受ける。マイクロソフトでは、この脆弱性を悪用した攻撃コードの実行を回避する「Fix it」を公開している。すでに、この脆弱性を悪用した攻撃が確認されているとの情報があるため、IPAでは至急回避策を適用するよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  2. 野村證券の委託先企業が利用するクラウドサービスに不正アクセス

    野村證券の委託先企業が利用するクラウドサービスに不正アクセス

  3. メールアドレスのリンク先が修正がされず、誤った応募連絡先に個人情報送信

    メールアドレスのリンク先が修正がされず、誤った応募連絡先に個人情報送信

  4. 「DNS? インフラの話でしょ? 自分には関係なさそう」そう考えるセキュリティ管理者が Infoblox Exchange Tokyo 2025 に参加すべき三つ以上の理由

    「DNS? インフラの話でしょ? 自分には関係なさそう」そう考えるセキュリティ管理者が Infoblox Exchange Tokyo 2025 に参加すべき三つ以上の理由PR

  5. 野村総合研究所と NRIフィナンシャル・グラフィックスの再委託先が使用する入力補助ツール「Jijilla」に身代金要求を伴う不正アクセス

    野村総合研究所と NRIフィナンシャル・グラフィックスの再委託先が使用する入力補助ツール「Jijilla」に身代金要求を伴う不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop