Apache Struts 2の脆弱性はApache Struts 1にも影響、対策を呼びかけ(ラック) | ScanNetSecurity
2026.03.14(土)

Apache Struts 2の脆弱性はApache Struts 1にも影響、対策を呼びかけ(ラック)

ラック サイバー・グリッド研究所は、Apache Struts 2の脆弱性が、サポート終了のApache Struts 1にも影響することについて注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
影響を受ける可能性のあるバージョン
影響を受ける可能性のあるバージョン 全 2 枚 拡大写真
株式会社ラック サイバー・グリッド研究所は4月24日、Apache Struts 2の脆弱性が、サポート終了のApache Struts 1にも影響することについて注意喚起を発表した。これは、Apache Struts 2 に存在するとされた、リモートの攻撃者により任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2014-0094)と同様の問題が、Apache Struts 1 においても存在していることを確認したというもの。

Apache Struts 1は2008年10月4日に最終版が公開され、2013年4月5日でサポート終了となっているが、開発元であるApache Strutsプロジェクトからは公式なアナウンスは出ておらず、今後正規の更新プログラムの提供もされないものと考えられる。一方、Struts 1 が稼働しているWebサイトは、官公庁や公益法人、銀行などを含め国内に数多く存在しており、提供ベンダからの個別サポートなど個々で特別な対応を行ってない限り、攻撃に関して脆弱な状態のままと推測される。

ラックではStruts 1の場合の対策として、提供ベンダへの対応の確認を行った上で指示に従うか、もしくは、不正な文字列がパラメータに含まれる場合(正規表現:「(^|\W)[cC]lass\W」に合致するパラメータ名が含まれる場合等)にリクエストを拒否するフィルタ機能を実装することや、WAF、IPSなどネットワーク側で当該攻撃を遮断することを挙げている。なお、Apache Strutsプロジェクトより公開された情報はStruts2向けの回避策であるが、ここに掲載されている正規表現も参考になるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「地域生活支援システム」に入力された約 500 名分のデータが滅失、異なる場所に保存する設定を行っていたことが原因

    「地域生活支援システム」に入力された約 500 名分のデータが滅失、異なる場所に保存する設定を行っていたことが原因

  2. 厚生労働省初動対応チームの派遣を受け対応 ~ 白梅豊岡病院にランサムウェア攻撃

    厚生労働省初動対応チームの派遣を受け対応 ~ 白梅豊岡病院にランサムウェア攻撃

  3. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  4. 奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

    奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

  5. 誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

    誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

ランキングをもっと見る
PageTop